
体にはたくさんの関節がありますが、主にトラブルを起こしやすい関節をご説明します。

【首】・・・第一頚椎(環椎:かんつい)・第二頚椎(軸椎:じくつい)は、他の脊柱とは違う形状になっており、関節の中で一番可動性のある関節です。よく動かすことが出来るということは、トラブルも起こしやすい部分でもあります。 >>こちらのページもご覧下さい。(首の回旋異常)
【肩関節】・・・上腕骨と肩甲骨からなっており、上半身の中で一番大きい関節(自由上肢)。ここがスムーズに動くと呼吸器が強くなります。
【肩甲骨】・・・背中の左右の肩にある、三角形状の骨。上肢や鎖骨や首や脊柱とつながる多くの筋肉で支えられています。肩関節と密接な関係にあります。上半身の筋肉の健康状態を見る上で大事な骨だから、肩甲骨=健康な骨です。
【肘関節】・・・一方の関節面が他方の関節面に対して車軸のように回転する 関節です(車軸関節)。肘は手関節と肩関節の中間にある為、肘の使い方が悪いと手首や肩関節にダメージを与えやすくなります。
【脊柱(胸椎)】・・・脊柱は、頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨で構成されています。胸椎と腰椎の境目は、体を捻る時に大きく動く関節です。椎間板が椎骨と椎骨の間のクッションの役割を果たしており、椎間板の正常な厚みが欠かせません。>>こちらのページもご覧下さい。(椎間板について)
【骨盤(仙腸関節)】・・・数ミリ程度しか動かないと言われていますが、筋肉を上手く使える方は、骨盤内の筋肉や股関節や腰で大きく捻転した時に正常値より大きく動くと思われます。この動きが大きなパワーを生みます。(下記参照)
【股関節】・・・体幹と下肢とを連結する関節で、強靭な靭帯で補強されています。人体の中で1番大きい関節です。 股関節の動き=身体全体の動き。
【膝関節】・・・膝は、大腿骨と頚骨のつなぎ目で、膝蓋骨(お皿)との3つの骨で構成されています。3つの骨は、靭帯で守られています。歩く・走る・ジャンプするなど、様々な動きに対応していて、激しい運動で傷めることが多いです。
【手関節】・・・手首・指から成る手関節は、動かしやすい関節です。神経支配が多いため、細かい作業が出来るのですが、逆に、無意識に力が入ってしまい、それが原因で手関節を痛めることがあります。
【足関節】・・・足は、大小28個の骨から出来ていて、それぞれが関節でつながっています。
関節は、靭帯や筋肉によって支えられています。足底には、3つのアーチがあり、体の体重を支えるクッションの役割と、歩いたり走ったりする時のバネの役割をしています。
>>こちらのサイトもご覧下さい。(足底アーチと姿勢)
関節には、滑らかに動かすための軟骨があります。
骨にアンバランスな加重が継続的にかかると、軟骨に負荷がかかり磨り減りがでます。
この状態で行動すると、関節に大きな負担がかかり機能異常を起こします。
通常、体全体の関節(首・背中・腰・骨盤・膝・足)が連携して動作を行い、重みをバランスよく分散して、体を支えています。
ですから、一部の関節が故障すると、他の関節の負担になってしまいます。
例えば、
右の股関節痛の為、右下肢に重心が載せられなくなり、左側に重心が傾き腰椎が右に傾き全身に波及する、といった具合です。
また、関節の不都合を長い間放置しておくと、歪みから変形に移行していきます。
| 構造 | 関節の動き | 構造 | 関節の動き |
|---|---|---|---|
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球関節(きゅうかんせつ) 関節頭が球状で関節窩が浅く運動は多方向性
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楕円関節(だえんかんせつ) 関節頭は楕円の球状で関節頭の長軸と短軸のまわりに動く
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蝶番関節(ちょうばんかんせつ) 蝶番のように関節頭は軸のまわりだけ回る
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鞍関節(あんかんせつ・くらかんせつ) 関節頭は楕円形で関節窩が浅くしかも運動は靭帯により一方向か二方向に制限される
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螺旋関節(らせんかんせつ) 蝶番関節の変形で螺旋階段を昇るような回転に伴い垂直な平面からずれていく
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平面関節(へいめんかんせつ) 関節面が平面をなすもの
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車軸関節(しゃじくかんせつ) 一方の関節面が他方の関節面に対して車軸のように回転する
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半関節(はんかんせつ) 関節の形をしているが、ほとんど動かない
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仙腸関節は、仙骨と腸骨との間にある関節です、ほとんど動かない関節と言われていますが、実際は、前後左右に数ミリ動きます。その数ミリの歪みが体に大きな影響を与えます。
整体的考え(仙腸関節の働き)
- お産の時に大きく開き子供を出やすくします。
- 人体で動かない関節で1番大きい関節です。だから全身に影響します。

- 上半身と下半身の要(かなめ)・・・中継する中枢です。赤ちゃんの時は、呼吸する毎に動く関節です。
- 左右の下肢に重さを分散しています。
- 骨盤は上肢と下肢の中間にあり大きなバネの様なクッション的な役目もしています。
ゴルフでボールを遠くに飛ばす時、上半身と下半身を捻るスプリングのような働きをし、数ミリ動く関節です。
骨盤の動きか上手く出来ないと力が入らなかったり、入りづらく、パワーがでません。
ゴルフや野球やテニスの一流プロは、骨盤が下肢や上肢にうまく連動して動きます。その関節が安定してこそ綺麗な動きが出来るのです。
下肢のトラブルや痛みがある場合は、この関節が歪んでいることが多いです。










